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新宿駅から15分、渋谷駅から16分と都心から近く、吉祥寺駅(中央線・総武線・京王井の頭線)・三鷹駅(中央線・総武線・東西線)・成城学園駅(小田急線)・千歳船橋駅(小田急線)の各駅からはバスで1本という、広い地域の皆様からの交通手段が充実しており、ご来館の皆様だけでなく、主催者様にとってもご利用になりやすい施設としてご愛顧いただいております。
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当館は、駅から徒歩でたったの2~3分という至近距離のため、話しながら歩いているうちにすぐ着いてしまいます。大雨や台風の日、厳寒の降雪の日、真夏の猛暑の日でも、駅からすぐですので、当日券で行こうかと思っていたコンサートへ足踏みするご心配も要りません。また、駅からたった1度曲がるだけという解りやすい道順のため、地図を一目見れば記憶でき、現地で道に迷って到着が遅くなってしまうご心配も要りません。ご年配の方にも、お気軽にご来場いただけます。
駐車場は、当館の交叉点より約50m西に、24時間営業 収容100台の
「ブロード・スクエア仙川」がございますので、ぜひご利用ください。
BROAD SQUARE
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Sengawa ACT+(アクト・プラス)地区は、通称“ANDO Street”と呼ばれる安藤忠雄氏の建築群を中心に、美しい街づくりが行き届いています。洗練された現代建築に木々が配され、熱心な管理スタッフによって常に美しく整備されています。建物そのものが芸術作品であり、街並そのものを味わうことのできる心地良い一帯で開催されるコンサートに、心も純粋になれます。
写真は、まさにホールへと向かう道の眺めを撮影したものです。土日祝日は特に、表参道ヒルズの兄貴分であるこのお洒落な街にカメラ・デートをしに訪れるカップルの姿が多く見受けられます。互いに人物を撮りつつ、建物や街をさまざまな角度で試しながら撮り楽しみ、どんな作品ができたか、撮ったショットを食事をしながら見直す、そんなアートなデートが、この仙川ではいつからか流行っているのです。あなたも、デジカメを下げて、自らの視点でどんな世界を切り取れるか、知的な遊びに臨んでみませんか。
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当館の下階、南向かい、西向かい、北隣にある鑑賞施設で、様々な作品の展示が繰り広げられています。何より嬉しいことに、「Tokyo Art Musium」以外は基本的に無料で入館でき、国内外で活躍する珠玉の作家の作品が散歩がてら気軽に鑑賞できます。ちょっと早く会場に行って、作品を鑑賞しながら美学について哲学してみてはいかがでしょうか。
▲ Plaza Gallery [北プラザ] (当館下階)
▲ Plaza Gallery [南パティオ] (当館南向かい)
▲ sagio (当館南向かい)
▲ Musium Shop TAM (当館下階)
◆ ART SALON (当館北隣)
★ Tokyo Art Musium (当館西向かい)
※ ▲ 10:00~18:30 水曜定休
◆ 11:00~18:00 水曜定休
★ 11:00~18:30 火・水曜定休(土日祝は10:00開館)
「Act+地区」は、旧来からある「仙川アヴェニュー」の南北に安藤建築が並び、「音楽と 芝居小屋のある街」づくりが調布市と共に進められています。この仙川の街は、どんどん進化していく未来形の芸術都市なのです。上記の他に、演劇場、弦楽器工房、有名フランス料理店、有名スイーツ店、美容室、ネイル・サロン、ブティックなど、多彩な施設が集結し、単独の音楽ホールにはない魅力に満ちた総合施設がお客様を豊かに迎え入れます。また、ホール下のカフェでは、店内だけでなく、晴天時には野外広場にて、陽射しと風を受けながらの贅沢なオープン・カフェのひとときを優雅にお楽しみいただけます。
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雑誌やTVの「住みたい街ランキング」で、堂々1位に選出されて取り上げられることも多い仙川は、今や若者の人口も多く、駅の乗降数も突出しており、駅周辺は殊に店舗が充実しています。大型駐車場もあることから、成城マダムはもっぱら、近くの仙川へ繰り出すそうです。
コンサートで豊かな気持ちへとたかぶった後は、そのままディナーでゆっくりと音楽のことなど話に花が咲くものです。しかし、近くに飲食店のないホールの場合、どうしても残念な気持ちになってしまいます。仙川ならば、低予算でおいしい飲食店も数多く、あらゆる料理が選択できます。当ウェブ・サイトにて、お勧めの飲食店情報も盛り込んでいきます。お迷いの際は、当館員までぜひお気軽にご相談ください。
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ホールの音響は、日本における建築音響学の第一人者である橘秀樹 東京大学名誉教授によって、桐朋学園が使用することを意識して設計され、コンクリート打ち放しの現代建築による当ホールの響きは、コンクリートが西洋の石造りのホールのように豊かに包み込んでくれる音響の小ホールとして仕上がっています。
音響学の基礎を打ち出した歴史的な偉人としてノーベル物理学賞を受賞したRayleigh(レイリー)卿の名を掲げる賞としてイギリス音響学会で創設された「レイリー・メダル」は、音響学界のノーベル賞に該当しますが、その受賞者は、世界から毎年一名にのみ、音響学における世界的な功労者に対して選出されます。橘氏は2001年日本人初にそのレイリー・メダルを受賞しており、音響工学博士としての業績が世界的に評価されている重鎮です。それ故、日本国内においても、日本音響学会理事・会長、日本騒音制御工学会理事・ 会長、国際騒音制御工学会副会長、国際音響学会理事などの重要な役を歴任されています。
日本においては、横浜みなとみらいホール、文京シビックセンター、東京国際フォーラム、大阪ザ・シンフォニーホール、神奈川県民ホール、鎌倉芸術館など、日本で多数の有名ホールが橘氏の音響設計によって生み出されていることからも、当ホールが信頼のできる音響であることを、実際に音を確かめるまでもなくうかがい知ることができるでしょう。
当館はホールでは珍しい丸天井となっており、最大約6.5mの充分な高さによって広い空間の中に広がる響きを味わうことができます。100席前後の小ホールでは音響が足りず、生々しい音がしてしまうのが常ですが、それに比べ、160席収容可の当ホールは同規模ホールよりも更に豊かな音響に仕上げられており、一流演奏家のニーズにも充分に応じられる上質なホールです。その結果、「ピティナ・ピアノ・コンペティション」の本選会場、杉谷昭子主宰「ヨーロッパ・ピアノコンクール・イン・ジャパン(仮称)」の予選・本選・決勝・受賞者記念コンサート会場など、開館早々、要求度の高いご予約を多数頂戴しております。
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当館の外装も内装も、コンクリート打ち放しの現代建築の様式で仕上げられています。この、一見無機的なコンクリート造りのホールが、まるでヨーロッパの古い石造りのホールのような豊かな響きを生み出し、特に海外での演奏経験のある方々には、日本には数少ない効果を有する豊かな音響のホールとご支持いただいております。
ホールの音響の良し悪しは、残響時間だけで判断のつくものでは到底ありませんが、世界の有名ホールの残響時間を参考に比較していただくことができるデータをぜひご参照ください。
◆ アムステルダム
「コンチェルト・ヘボー」 2.05秒
◆ ウィーン
「ムジークフェライン・ザール」 2.0秒
◆ ニュー・ヨーク
「カーネギー・ホール」 1.83秒
◆ 東京
「浜離宮朝日ホール」 1.7秒
◆ 東京
「仙川アヴェニュ・ーホール “ve quanto ho......”」 1.2~1.9秒(調整可)
世界の三大名ホールに含まれる「コンチェルト・ヘボー」と「ムジークフェライン・ザール」の残響時間、また、アメリカ物理学会が1996年に発表した世界の名ホールのベスト9内にノミネートされた浜離宮朝日ホールの残響時間などを比較しますと、1秒台後半の残響時間となっていることをお知りいただけます。
当ホールの1階席壁面には、4枚の大きな音響調整カーテンが装備されており、奏者の好みや演目の編成、入客状況、当日の天気などに応じて、おおよそ1.2~1.9秒の間で残響を調整することが可能です。
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魅力的な街、魅力的な音響の中には、演奏家のため、聴衆のために、最高のコンディションのピアノを選定したいと当館は強く願いました。そこで、従来のどの名器をも遥かに超越した素晴らしいピアノが生まれたと欧米で熱狂的な現象を起こしている新ピアノFAZIOLIに焦点を当て、それが本当に素晴らしいものか当館は調査することとなりました。
現代ピアノは工業製品になってしまっています。この悲しい状況を打開すべく、現代ピアノの常識を覆してしまおうと、1978年に立ち上がった信念の英雄が、イタリアのパオロ・ファツィオリ氏です。世界の音楽家たちが名器だと思っているどのピアノも、人間が創り得る最高のものではないことを世に知らしめるべく、まだ上に孤高の世界があることを実践してくれた勇気ある情熱家です。
ピアノの各部品において、求められ得る限り最高の材質を世界から探し求め、この現代に可能な限り最高の加工を施し、人間の叡智の限り最高の設計で製作されます。そのせいで、材料費が高くなり、職人の作業が膨大になり、製作時間が永くなろうとも、彼はただ真っ直ぐに世界最高のピアノづくりを貫きました。そうして完成したFAZIOLIピアノは、従来のどのピアノをも超越した名器と世界から賞賛され、世界的ピアニストたちから強い支持を得ています。
FAZIOLIは、名器と呼ばれる従来のピアノよりも高額なピアノです。しかしそれは、最高のものを目指した結果であって、何ら驚くことではありません。あるピアニストは当館のFAZIOLIを弾いていたく感激し、こう口にしました。「これだけ信じがたい最高品質のピアノが規定の値段で必ず手に入れることができてしまうなら、逆に凄く安いことだわね!」。それだけの高い価値を実感した言葉に他なりません。FAZIOLIによってピアノに新しい歴史が開かれたと言われるほど、従来のピアノと横に並ぶ存在ではありません。その音色を前にすると、既知のピアノと比べて評することがいかにつまらないことであると思われることでしょう。なぜならば、すっかり新しいピアニズムがそこに生まれているからです。FAZIOLIは、ピアニストや作曲家たちに、新たな表現の世界を提供してくれた大いなる開拓者であるのです。
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ピアノにかかわらず、多くの楽器の大部分が木材で構成され、当然のことながら、良質の木材が求められます。しかし、ピアノの大量生産によって伐採が進み、もはや最良質の木材が手に入らなくなったことから、以前のような麗らかな音色のするピアノを求めるのはもはや難しいと、業界では口々に言われているのを皆様も耳にされることでしょう。ハンブルクSteinwayやBösendorferでも、響板として永い間珍重されてきた良質のルーマニア産トウヒは今や入手できなくなり、それには叶わない木材と評されてきたアラスカ産トウヒ(従来からニュー・ヨークSteinwayに採用)を、今はやむなく多くのメーカーが頼りにするしかなくなっている状況です。そのせいで木材の質は落ち、ひと昔前に製造されたよき時代の響きが得られる中古ピアノを探し求める音楽家が近年たいへん多くなっています。
FAZIOLIでは、ピアノの音色を決定づけてしまう木材で世界一のものを探し求め、辿り着いたのは、弦楽器の王「ストラディヴァリウス」が製作に使用した木材でした。それは、イタリアのフィエンメ渓谷産赤トウヒ材でした。FAZIOLIもイタリアのピアノ・メーカーだけに、同じイタリアの歴史的名器ストラディヴァリウスと同じ木材によってピアノを製作してしまうという、聞いただけでも贅沢の極致を現実にしてしまったのが、この名器ピアノなのです。
FAZIOLIは、金属の共鳴による華麗さで魅了することに傾倒したピアノでなく、木材の共鳴を大切に設計され、従来のピアノでは歌謡的に歌い辛い欠点を克服させています。特に中高音域は、従来のピアノでは不可能であった旋律線を表現することが可能であることにきっと驚かれることでしょう。ピアニストにとって何よりつきまとう苦悩は、ピアノが打楽器であることから逸脱することですが、FAZIOLIピアノはピアノの多くの欠点を解決してくれる夢のような新楽器なのです。なぜならば、パオロ・ファツィオリ氏も、ロッシーニ音楽院でピアノを専攻し、ローマ音楽院で作曲を専攻した音楽家だからこそ、音楽の要求がいかなるものかを熟知しているからなのです。だからといって決して歌うばかりのピアノではなく、弦楽器的にも打楽器的にもなり得、通常は、ちょうど中庸の状態にあります。どのような表情を持たせるかは、奏者の指加減次第で変幻自在となる、まるで魔法のような自由度を有した表現力をFAZIOLIは湛えています。
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FAZIOLIは、既に欧米において名器としての評価が定着しており、演奏家にも聴衆にも熱狂的にもてはやされています。世界最大の楽器見本市であるフランクフルトのムズィークメッセでも、FAZIOLIのブースは毎年、人垣が凄くて見れないほどの人気です。しかしながら、日本では不思議なことに名前もあまり知られておらず、一般ホールへの納入実績も、滋賀・岩手・石川のみで、その正体がいかなるものか、国内の音楽業界にも噂でしかよく知られてきませんでした。当館のFAZIOLIは東京都内初常設となり、日本の首都にもFAZIOLIがいよいよ登場したことから、各界より数多くのお問い合わせを頂戴しており、その注目度の高さを感じています。
その注目に拍車をかけるのが、来年2010年のフレデリック・ショパン国際ピアノ・コンクールです。言うまでもなく、ピアノ界の国際コンクールの中で頂点に位置しているのがショパン・コンクールですが、その公式ピアノは、現在Bösendorferは含まれておらず、Steinway、YAMAHA、KAWAIの3メーカーです。そこに、2010年の開催よりFAZIOLIが起用されることとなりました。それも、異例に委員会側からの要請がFAZIOLIにあって採用が決定したということから、ピアノの詩人ショパンのたおやかな綾を表現するにはFAZIOLIの表現力が大きく注目されている証に他なりません。ピアノに特別のこだわりが強い巨匠ポリーニでさえ、その表現力に満足し、自宅に購入して愛用されているとのことです。
FAZIOLIは、従来のピアノとは全く異なる広い音色パレットの種類を秘めています。演奏を聴き始めてすぐに、これまで耳にしたことのない音楽が広がっていることを実感することになるでしょう。それだけでなく、演奏者に音色を強要しません。誰が弾いても一様にFAZIOLIの音になってしまう悲しいピアノではなく、弾く人そのものが求める音色が自然に表出される見事な配慮によってピアノ設計がなされています。これは、何より演奏者にとって嬉しいことです。それによって、演奏者の個性が自由に発現されるだけでなく、どんな時代のどんな音楽でも、弾き方によって自在に適応させてしまうことができるのです。どんなプログラムにも対応できてしまうという、多面的な魅力に溢れるFAZIOLIは、まさに万能の名器なのです。それが2010年、ショパン・コンクールにおいてどのような新しいショパン像を投影してくれるでしょうか。今から楽しみでなりません。
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FAZIOLIは、従来のピアノに比べて格段に広いダイナミクス(音量幅)を持っており、強音域においては、特に、その充実した響きが感動をより満たしてくれるものになります。きらめく金属音の美しさをピアノの高音域に追求してしまうと、強音の際には打撃的な金属音が出がちな楽器となってしまい、ふくよかな強音を引き出すためにピアニストは随分と苦労することになってしまいます。FAZIOLIは木質の響きを大切にする設計のため、強音においては、まるでオーケストラのトゥッティのような壮大な音楽を繰り広げてくれます。
ピアニズムの奥深さや繊細さというのは、弱音の表現力で決定づけられてしまうものですが、FAZIOLIの弱音域の奥ゆかしさは、奏者にとっても聴衆にとっても未経験のものとなります。それだけでなく、従来のピアノでは弱音域で表現できる音色の領域があまりにも狭く、変化に乏しくなってしまう苦しみがつきまとっていました。しかし、FAZIOLIの音色パレットは殊に豊かであるため、弱音域の中でも様々な変化や表情の違いを生み出すことが可能です。これらの弱音は、奏者にとって多大な負荷を要するものではなく、自由に行き来することができるだけでなく、弱すぎてハンマーが空打ちしてしまうという失敗が、従来のピアノのアクションに比べて格段に改善された設計となっています。
小ホールでの演奏は、その容積に起因して、弱音との対比を多く要求されます。そういう意味においてFAZIOLIは、当館での演奏に甚大なる効果をもたらしてくれる強い味方ですが、当館のピアノは更にFAZIOLIの弱音域を深める世界に一台の先進的な特別仕様が施されています。それはペダルにあります。
FAZIOLIの特許「第4ペダル」は、それを踏むことによって鍵盤を手前に下げ、その代わりに奥のアクションを持ち上げ、ハンマーを弦に接近させます。それによって打弦距離が小さくなり、音色を変えずに弱音化できます。なぜなら、通常の弱音ペダルは、踏むとハンマーが横に移動し、通常打つ3本弦が2本弦に減るばかりか、ハンマーが弦を打つ箇所も異なるため、結果として音色が大きく変わってしまうものでした。それとは異なり、第4ペダルを使用すると、ハンマーは通常打つ箇所のまま3本弦を使用するため、音色が陸続きにダイナミクスが広がります。
2009年7月時点では、国内の一般ホールに納入されているFAZIOLIで4本ペダルのものは当館のみですが、それだけでなく、当館の第4ペダルは世界に1台の特別仕様となっています。それは、右曲がりに製作されており、左足で同時に2本の弱音ペダルを踏んでしまうこともできるのです。それによって、通常でも弱音の得意なFAZIOLIが、それより格段に極小音を出すことが可能となります。ささやくようなその極小音を体験した方は、あまりに奥ゆかしくて身震いしたとか、恐ろしいほどささやかで鳥肌が立ったとか言われます。特に、ベートーヴェンやシューベルト、また近現代の作品では、特別な弱音が深い精神世界を表現してくれます。また、室内楽の中でも、共演者の幅をより立体的に浮き彫りにする絶大な力を有しています。
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総合芸術の街にふさわしく、当館のFAZIOLIは外観にもこだわりました。コンクリート打ち放しの建物外観と同様、内観も現代建築のコンクリート打ち放しとなっているグレーの雰囲気に合わせ、世界的に高名なノーマン・フォスター卿のデザインによる特別モデル、「アート・ケース」シリーズの“Silver”を注文しました。それだけではなく、使用されるフェルトを特別に黒で依頼し、モノ・トーンに統一された世界で1台のクールなFAZIOLIとなっています。
通常、ブロンズが使用されている金属部分はクローム製となっており、脚の車輪、ペダル、ロゴなどが眩しく輝きます。また、フレーム(中の弦を支える金属製骨格)は美しいシルバー色となっており、まるでスポーツ・カーのようです。リム(外枠)の内側は、古い時代のピアノのようにピアノ塗装で黒くなっており、中のフレームが反射して美しくきらめきます。また、響板の上面ニスも黒くなっており、黒の輝きとシルバーの輝きが反射し合う作品となっております。
ちなみに、当館も事前にFAZIOLI社に確認をとりましたが、一般のメーカーでは、特別モデルのピアノは音が悪いというのが定説ですが、このモデルについて心配はないかと聞いたところ、通常モデルに比べ、音や機能について何ら違いはないと断言できるとのことで、実際に、モダンな姿とは裏腹に、豊かで従順な表現力に溢れる素晴らしい名器が届けられました。
多様な魅力に満ちたこのピアノは、ソロだけでなく、歌や弦楽器、管楽器と共演した時も、多大な表現力を発揮します。打楽器的でないピアノであるせいで、共演者の音と見事に混合し合います。ダイナミクスの広いFAZIOLIと一度共演してしまったら、もうFAZIOLI以外では共演したくなくなってしまうかもしれません。それほど新しい魅力に満ちた新星がFAZIOLIなのです。









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